プロジェクトストーリー
岩﨑 達弥
自分一人では何もできない“横のつながり”が強い力になる

鉄構本部 工務部 工務課 主任 1999年入社

堀越 孝次

施工スケジュールに沿って
鉄骨製造を管理。
製造部門とコミュニケーションを取り、
人間関係を築く。

物件を施工する大手ゼネコン等の担当窓口として、鉄骨製造に関わるすべての管理を行う。プロジェクト始動時の図面確認、鉄骨製造の段取り、製品検査の立ち合い、現場の搬入手順の取り決めなど、やらなければならないことは多い。基本はデスクワークだが、2~3物件を同時に担当するため、忙しい毎日だ。「工事関係者から1日20件は問い合わせが入ります。その都度図面を見て、正確に対応することが必要です」と堀越。平均的な工期はおおよそ4カ月。工事の規模や難易度、建方の順序によっては1年かかることもある。「長期のスケジュール管理で一番大事なのは、製造部門との協力体制。常にコミュニケーションを取り、良好な人間関係を築いています」。

「冬木さんの仕事なら
日曜も返上してやるよ」。
協力会社の言葉が温かく、
嬉しかった。

そんな堀越にも苦い経験がある。あるプロジェクトで、鉄骨製造が工期に間に合わなくなる事態に直面したのだ。発端は施工図決定の遅れ。「ドアの位置が変わっても鉄骨の下地加工は違ってきます。でも、そうしたことも見越して準備するのも生産管理の腕」。今なら分かるが、当時の堀越は焦った。製品の搬入が遅れれば工期の遅れにつながり、会社の信用に傷がつく。「協力会社にお願いしてみなさい」。上司に言われて同業の鉄工所に相談すると、二つ返事で支援を引き受けてくれた。「冬木さんの仕事なら日曜も返上してやるよ」。電話越しに堀越の泣きそうな顔が見えたのかもしれない。声が温かかった。その協力会社のおかげで1カ月かかる加工を2週間で終え、予定通りに搬入することができた。

同業他社とのパートナーシップも
冬木工業の強い力になる。
人と人の間に生まれる
“信頼”を次の世代へ。

失敗で学んだのは、「一人じゃ何もできない」ということだ。上司からも「自分だけで何もかも抱えず、みんなで協力して仕事を進めるのもスキルのひとつだぞ」と注意された。社内だけでなく、同業他社とのパートナーシップも冬木工業の強い力になると、堀越は改めて感じた。「相手が困っていたら助け合う。人と人の間に生まれた信頼を、先輩方が大切に受け継いできたのだと思います。自分も人付き合いを大切に、横のつながりを太くしていきたい」。今後の目標は、生産管理担当として大手設計事務所と組んだ仕事を担当すること。これまで、鉄構部門で身に付けた知識を十分に発揮できる舞台を用意してもらったが、これからは自分がその舞台を創り出し、後輩に活躍の機会を用意する番であることを強く感じている。

  • キャリアパス
    • 1999年入社後、梁工場(玉村工場)に配属。「梁」の加工に取り組みながら技術を学ぶ。
    • 2001年柱工場(倉賀野工場)へ異動。「柱」の溶接、組立、付属部品の取り付けに携わる。
    • 2011年設計現寸課へ異動。施工図から部品を拾い、原寸図を作製する仕事に携わりながら図面を勉強。
    • 2014年工務課へ異動。工務課 主任に就任。
  • プロフィール
    数年前に定年退職を迎えた父も冬木工業で技術者として働いていた。入社後は同じ玉村工場の配属となり、最初は「何となくやりにくかった」が、技術を身に付けるにつれ、父の仕事に対する想いが少しずつわかるようになった。


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